6つのパートで構成

設問は6つのパートで構成されています。

  • Part 1 は自己紹介
  • Part 2 は音読
  • Part 3 は日常生活にまつわるトピックに対し出題される3つの質問への解答
  • Part 4 は写真描写 (2問)
  • Part 5 は資料に関する3つの質問への解答
  • Part 6 は提示された意見に対して賛成か反対かの立場を表明し、その理由と見解を述べる (2問)

E-CATのレベル設定

英会話・スピーキングの学習者の多くは初中級者です。日本だけでなく諸外国でも事情は似ています。

難しいテストは受験のモチベーションを下げる原因となる可能性があります。そのような学習者にとって、日本でスピーキングテストの受験者数が伸びない一因は、テストの内容が難しすぎるということにあったのかもしれません。

そこで E-CAT では、まずレベルの妥当性を重視しました。大学、高校、中学、そして英会話学校、企業研修の場などで教えられている英語のレベルと合うように、E-CAT では測定下限の難易度を CEFR の A1 レベルとしました。とくにテスト前半部の難易度を下げたことで、現在、一生懸命英語の勉強に励んでいる初級者、中級者の英語学習に適切な指標を与えることができるはずです。学習者のやる気がさらに出るようなテストを提供することを念頭に置いているのです。

E-CAT では A1〜B2 レベルの能力を測定

E-CAT では、CEFR でいう、A1 レベルから、B2 と C1 のボーダーのレベルまでを測定します。上限は B2 と C1 の境目になるように調整されています。したがって E-CAT の満点 (100点) は、スピーキングの力に関しては C1 をギリギリ達成していることを示します。

このレベルを英検でいえば、ほぼ4級から準1級にぎりぎり合格するラインまでとなります。その他のテストでは、測定の上限は TEAP (Test of English for Academic Purposes) のスピーキングセクションとほぼ同レベルです。

CEFRとの親和性を意識

E-CAT は、テストと教育現場の関連性を強く意識して作成されています。テストで試される発音、文法、イントネーション、ロジックなどは、日本の学習指導要領に記載されているようなバランスの取れたスピーキング指導を受けた人であれば点数が取れるよう設計されています。

E-CAT はまた、各国の指導ガイドラインとの親和性を維持することも考えて作成されています。とくに、国際指標である CEFR (Common European Framework of Reference for Language の略称。語学のコミュニケーション能力をレベル別に示す。最もやさしいレベル A1 から順に A2、B1、B2、C1、C2 まで6レベルある) との親和性を強く意識しています。CEFR 各レベルの Can-do リストとの互換性を常に念頭においています。

つまり、E-CAT は、CEFR や様々な各国の指導ガイドラインとの互換性などを考慮しながら、現場の教育とテスト評価の親和性を重視して作られた英語会話能力検定なのです。