E-CAT テストを作成したのは誰ですか?

E-CAT は、iTEP (International Test of English Proficiency) を開発した BES社 (Boston Educational Services: カリフォルニア州ロサンゼルス) が作成しました。iTEP とはオンラインベースで4技能を査定する英語能力試験で、米国の 600以上の大学、高校、教育機関に認められています。

E-CAT を受験するのはどういう人たちですか?

E-CAT は、英語での会話能力、発話能力を向上させたいと思っていらっしゃる方々に拓かれたテストです。基本的に、中学校レベルの英語能力で受験できる画期的なテストです。

どのようにして E-CAT は受けるのですか?

E-CAT はインターネットベースのテストです。受験者は、インターネットに接続されたパソコンに向かい、マイク付きのヘッドセットを装着して受験します。テスト時間はおよそ 30分です。

E-CAT の受験は、団体受験、公開受験、個人受験の3通りをご用意しています。詳細については「受験案内」をご覧ください。さらにご質問のある方は、当サイトの問い合わせフォームよりご連絡ください。

英会話の勉強を始めたばかりで、まだ簡単なことしか話せません。テストを受けても平気ですか?

もちろんです! E-CAT は、受験者が英会話を練習するよい機会となるようにデザインされています。解答までに十分な時間をとり、メモをとったり、練習したりできるようになっています。またナビゲーター (静止画) が登場し、受験者に話しかけるようにして、テストを進めます。画面もわかりやすく、英語初級者から中級者まで、どのレベルの方でも、楽しんで会話の練習ができます。

誰が採点をするのですか?

世界から留学生が集まるアメリカの ELS ランゲージセンターで、英語を教えた経験者が主にグレーダー (採点者) を務めます。グレーダーはインターネットを介してアップロードされた解答音声データを聞きながら、E-CAT で設定する評価シートに従い、厳正に採点します。

公平に採点するためにどのようなことをしていますか?

E-CAT のグレーダーは、全員規定の研修プログラムを受けています。そうすることで、基準の評価方法をしっかりと身につけることができます。それぞれのグレーダーで、評価が食い違うことのないよう、査定方法や標準化のトレーニングを定期的に行っています。

どのようにして 100点刻みのスコアを出しているのですか?

グレーダーは、語彙力、文法の正確さ、文の組み立てやロジック、流暢さ、発音など、スキル別にポイントをつけていきます。セクション毎のポイントを合計し、その平均値を出し、最終的なスコアとします。

E-CAT ではどのような問題が出ますか?

E-CAT はあなたの発話能力を査定するテストです。いかに自己紹介ができるか、いかに自らの意見を英語で表明できるかといった問題が中心となります。音読能力の査定も含まれます。設問は、初めて会った友達との会話に出てくるようなことばかりです。すべての設問は、自由に話すスタイルで答えます。複数の答えから解答を選ぶのでも空欄を埋めるタイプの設問でもありません。できるだけたくさん話すようにしてください。

タスクは以下の4つに分けられます。

質問と答え: 身の回りのことや、身近なトピックについて、聞かれたことに答える。

写真・書類の描写: 写真・ドキュメントを見て、何が写っているか、どんな状況かなど、聞かれたことに答える。

意見を述べる: 社会の様々な状況や文化的な事柄について、賛成か、反対かの立場を表明する。その上で、どうしてそう思うのか理由を述べる。

音読: スクリーンに表示される短い文章を音読する。このセクションでは、発音だけを査定する。

E-CATテスト構成
セクション テスト形式 & 時間 問 題
Part 1 3問の質問が、音声と画面で表示されます。 自己紹介をします。

友人や家族、自分の好きなことなど、自身のことについて話します。
準備 1分
解答 1分
Part 2 スクリーンに文章が表示されます。 文章を音読します。

中級レベルの文章を音読します。文章の長さは、平均で 85~100ワード程度です。はっきりと正確に音読しましょう。
準備 1分
解答 1分
Part 3 3問の質問が音声と画面で表示されます。 身近なトピックについて答えます。

食べ物、友人、身の回りのことなどについて3つの質問が出ます。30秒で簡潔に解答します。
準備 30秒
解答 30秒
Part 4

(A)

(B)
写真描写問題

(A) 1枚の写真が表示され、3問の質問が出ます。
写真を見て答えます。

スクリーンに表示される写真を見ながら3つの質問に答えます。1枚目の写真について解答が終わると、2枚目の写真が表示されます。さらに3問の質問に答えながら、写真に写っている状況などを説明します。
準備 30秒
解答 30秒
(B) 1枚の写真が表示され、3問の質問が出ます。
準備 30秒
解答 30秒
Part 5 ドキュメント問題

1つのドキュメントが表示され、3問の質問が出ます。
ドキュメントを見て話します。

スクリーンに表示されるドキュメントを読み取り、自分の好みや意見を表明するかたちで解答します。
準備 30秒
解答 30秒
Part 6

(A)
(A) 1つのトピックが音声と画面で提示されます。 意見を述べます。

提示されたトピックについて、自分の意見や考えを述べます。
準備 1分
解答 1分
Part 6

(B)
(B) 1つの議題が音声と画面で提示されます。 賛成か反対を述べます。

ある論題に対して、賛成か反対か表明します。その上でどうしてそう思うのか理由を述べます。
準備 1分
解答 1分
E-CAT のスコアと CEFR のレベルはどのように比較できますか?

E-CAT の標準評価法は、公にされている CEFR のガイドラインをベースにしています。E-CAT のレベル5が、CEFR の B2 と C1 の境目あたりです。E-CAT で満点の人は、少なくとも C1 の入り口ぐらいのコミュニケーション能力を持っていると言えます。

E-CAT の開発元がアメリカなので、アメリカ英語を話すべきですか? オーストラリアや日本人のアクセントで話すとどのように採点されますか?

アクセントの違いで減点されることはありません。世界中に英語を話す人がいます。「アクセントがない=正しい英語」というわけではありません。グレーダーは、語彙が豊富か、文法は正しいか、考えていることを論理的に明快に伝えられるか、といったことを注意して採点します。相手に伝わる英語かどうかを評価する上で、発音も考慮します。もしアクセントが強すぎて、相手に話していることが伝わらない場合は、採点の上で多少のマイナスになるでしょう。明確に自信をもって話せるようになるには、発音の練習も大切です。